伊藤建設ブログ

2017/01/29

夫婦住宅ローンのメリットと注意点

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最近は、女性の社会進出により共働きの世帯が増えていますね。

それに伴い、最近では夫婦2人で住宅ローンを借りる例が増えているそうで、ある銀行では住宅ローン契約全体の約2割を占めているとのこと…。

夫婦2人で住宅ローンを借り入れた場合、1人でローンを借りるより融資総額が多くなりやすく、返済期間を短くできるケースもあるとのことで、その点にメリットを感じて利用する方が多いようです。

しかし、メリットがあれば当然注意しなくてはいけない点もあります。

もし、夫婦2人で住宅ローンの借り入れを検討している場合、次の注意点を知った上で、上手に利用してください。

まず、一口に夫婦で借りると言っても、方法は主に2つあります。

①夫と妻が1本ずつ計2本のローンを借りるタイプ

それぞれが負担する金額、金利タイプ、返済期間は原則、個別に設定できます。

例えば総額3000万円を借り入れる場合、「夫は2000万円を20年固定金利、妻は1000万円を10年固定金利」といった契約が可能です。

それぞれがローンを契約するので、住宅ローン減税は夫婦2人とも対象となります。

一方、事務手数料などは2人分がかかる点にご注意ください。

②ローンが1本で融資額は2人の収入を合算して考慮するタイプ

1人でローンを組むより融資額を多くしやすいのに加え、事務手数料など諸費用は1人分だけで済みます。

夫婦のどちらかがローンの主債務者、もう1人は連帯債務者か連帯保証人になります。

連帯債務者も連帯保証人も借入額全額に責任がありますが、連帯保証人は債務者ではないため、住宅ローン減税は対象外です。

連帯債務者と連帯保証人のどちらになるかは、住宅ローン申込先の金融機関によるので、住宅ローン減税を重視するなら事前に確認しておきましょう!!

そして、どちらのタイプにせよ夫婦で住宅ローンを申し込む場合に注意して頂きたいことは、【融資額を過度に多くしないこと】です。

例えば、まだお子さんが居ない夫婦が、現収入でギリギリ払える水準のローンを借りてしまった場合、その後お子さんが生まれた後、産休や育休により奥様の収入が減ってしまい、返済に行き詰まってしまう…

そんなケースが多いそうです。

そのため、夫婦の収入比を基本とした上で、減収の可能性がある方の負担は少なくしましょう。

例えば、ペアローンの場合、奥様は返済期間も短くし、繰り上げ返済なども含めて早期完済を目指します。

そうすると、教育費が膨らむ時期にローンを夫の分だけにでき、家計は安定しやすくなります。

また、奥様の分は返済期間が短い分、変動型など低金利ローンを選びやすいので、返済総額も減らせる可能性もありますよ!!

住宅ローンの借り入れ方法は様々ありますが、どの借入方にもメリットがあればデメリットもあります。

住宅ローンを借り入れる際には、ご自身の世帯に合う返済プランかしっかり見極めて、選んでくださいね。

〈write:せんむ〉

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