木造建築物の可能性とは？

今日は「中規模木造建築物の設計・施工セミナー」という勉強会を受講するために名古屋に行ってきました。 今回の勉強会はすご～く簡単に言うと、「1000㎡前後の比較的大きな建物も木造で建ててしまおう！」と言う内容のものでした。 一般的に1000㎡前後の比較的大きな建築物は鉄骨造かＲＣ造で建築されることが多いんですが、それはなぜかと言うと通常の木造では柱の無い大空間をつくることが難しいからなんです。しかし、今回の勉強会では木造の梁を「トラス構造(こんなカンジのもの→http://www.arch.oita-u.ac.jp/a-kou/moku/frame/theme/truss/Truss%20top.html)」にすることによって木造では通常難しいとされている大空間をつくることができるというものでした。 実際に近年、店舗や小学校や集会場など1000㎡を大きく超えるような建物でも木造で建築されている事例が増えつつあるようなんです。でも今まで通り鉄骨造やＲＣ造でつくらずに、どうしてわざわざ木造でつくるの？ってことなんですがその理由の一番はコストパフォーマンスが良いからなんです。同じ建物を建てるならもちろん安く建てられればうれしいですし、さらに木造は鉄骨造など他の造り方と比べてライフサイクルＣＯ２の排出量が少ないので環境にも優しいと言われていますしね。 今回の勉強会の「木造トラス構造」はもちろん住宅の場合にも利用可能なので例えば50帖の大きなリビングが欲しいという人(あんまりいないような気もしますが・・・(;^_^A))も耐震性能を損なうことなくコストパフォーマンスの良い木造で対応可能です！

〈write：せんむ〉

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